青空文庫

「旅への誘い」の感想

旅への誘い

たびへのいざない

書き出し

喜美子は洋裁学院の教師に似合わず、年中ボロ服同然のもっさりした服を、平気で身につけていた。自分でも吹きだしたいくらいブクブクと肥った彼女が、まるで袋のようなそんな不細工な服をかぶっているのを見て、洋裁学院の生徒たちは「達磨さん」と称んでいた。しかし、喜美子はそんな綽名をべつだん悲しみもせず、いかにも達磨さんめいたくりくりした眼で、ケラケラと笑っていた。「達磨は面壁九年やけど、私は三年の辛抱で済むの

2025/08/23

99d37b5e2372さんの感想

1943年(昭和18年)に書かれた小説。 まだ日本が戦争に負ける未来が予想されていない時に執筆されたと思うと 3人の登場人物の描写が切ない

2025/03/22

8eb05d040692さんの感想

切なくもあり美しい話だと思った。はたして、また巡り会うことはあるのだろか。

2024/04/25

19双之川喜41さんの感想

 妹の学資を 捻出(ねんしゅつ)するための 無理がたたって 姉は 若くして あの世に 旅立つ。妹も 海外勤務の 希望が 首尾(しゅび)良く 認められて 外地に 旅立つ。姉の 無念を 晴らすかのように 誘われた 旅立が 錯綜(さくそう)する。深く心を 打つ 作品と想った。

2022/10/17

鍋焼きうどんさんの感想

素朴で美しい姉妹の絆に感涙した。

2021/01/12

e5185a43e730さんの感想

切なく悲しいが 美しい。

2016/08/06

YELLOWテントマンさんの感想

題名から旅の醍醐味を紹介する文章かと勘違いした。内容は予想外であったが、悲しくも爽やかな素晴らしいストーリー、お薦めです。 オダサクの他の作品も読んで見たくなった。

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