青空文庫

「桑の実」の感想

桑の実

くわのみ

初出:「国民新聞」1913(大正2)年7月~10月

書き出し

一おくみが厄介になつてゐるカッフェーは、おかみさんが素人の女手でやつてゐられる小さい店だけれど、あたりにかういふものがないので、ちよい/\出前もあるし、お客さまもぼつ/\来て下さるので、人目にはかなりにやつて行けるらしく見えたが、中へ這入つて見ればいろ/\あれがあつて、おかみさんは、月末になると、よく浮かない顔をして、ペンと帳面を手に持つたまゝ、茫やりと一つところを見つめてゐられるやうなことがあつ

2020/12/25

19双之川喜41さんの感想

 幼子を置いて 妻に去られた フランス帰りの 画家の家で 御手伝いをする おくみの 奮闘(ふんとう)ぶりが 描かれる。 事件が起きるわけではないけど 大正ノスタルジアでみたされると感じた。

2020/09/04

8378e37a477fさんの感想

大好きな作品です。奥ゆかしい綺麗なお話です。

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