青空文庫

「恨なき殺人」の感想

恨なき殺人

うらみなきさつじん

初出:「新日本」1917(大正6)年9月号

宮島資夫70

書き出し

一七月初めの日が頭の上でカンカン照りはじめると、山の中は一しきり、ソヨリとした風もなくなっていた。マンゴク網を辷り落る鉱石の響きも、トロッコのきしる音も、すべてが物憂くだらけ切っていた。草木の葉はぐんなりと萎れて、ただ山中一杯にころがっている岩のかけらや硅石の破片が、燃えるような日の光りに焦がされてチカチカと、勢いよく輝いているばかりであった。坑外で働いている者は、掘子も選鉱女も、歌一つ謳う元気も

2022/03/24

19双之川喜41さんの感想

 読み手は 展開に不安を 持たざるを得ない。 煮え切らない性格を 刷り込むと いうことなら 少し 成功しているかも 知れないとは 言えるかもしれないと しておこうと思った。

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