青空文庫

「瘠我慢の説」の感想

瘠我慢の説

やせがまんのせつ

05 福沢先生を憶う

05 ふくざわせんせいをおもう

木村芥舟24

書き出し

左の一篇は木村芥舟翁の稿に係り、時事新報に掲載したるものなり。その文中、瘠我慢の説に関係するものあるを以て、ここに附記す。福沢先生を憶う木村芥舟明治三十四年一月廿五日、予、先生を三田の邸に訪いしは、午後一時頃なり。例の通り奥の一間にて先生及び夫人と鼎坐し、寒暄の挨拶了りて先生先ず口を開き、この間、十六歳の時咸臨丸にて御供したる人来りて夕方まで咄しましたと、夫人に向われ、その名は何とか言いしと。予、

2019/02/24

ハルチロさんの感想

幕末維新に向き合い、咸臨丸にての渡米に当りては、艱難辛苦に耐えて偉業を達成された作者と福沢諭吉先生との絆の太さが、日記形式で書かれた作品です。作品中に福沢諭吉先生の身代が「大丸並に」大きくなったとの行があります。当時の富豪の資力が、作品の中でも所々に見られます。当時の富豪の財力は、物凄く大きいと感心する次第です。

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