青空文庫

「二つの鞄」の感想

二つの鞄

ふたつのかばん

初出:「九州日報」1923(大正12)年11月20日

書き出し

小さな鞄と大きな鞄と二つ店に並んでおりました。大きな鞄はいつも小さな鞄を馬鹿にして、「お前なんぞはおれの口の中に入ってしまう」と冷かしました。二つの鞄は同じ時に同じ人に買われて、同じ家に行きました。すると小さな鞄の中にはお金や何か貴いものが詰められて、人間に大切に抱えられて行きます。大きな鞄はあべこべにつまらないものばかり詰められて、荷車に積まれたり投げ飛ばされたりしておりました。小さな鞄は大威張

2015/05/29

誰駒さんの感想

短いけれど、すごく人間臭い鞄が面白かったです。

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