もずせいばつ
初出:「九州日報」1925(大正14)年10月7日
書き出し
お父さんの蛙が田圃へ虫とりに行ったまま帰って来ませんので、お神さんの蛙と子供の蛙が心配をして探しに行きましたら、かわいそうにお父さん蛙は鵙に捕えられて茅の刈り株に突き刺されて日干になって死んでいました。これは鵙が冬食べ物がなくなった時食べようと思って仕舞って置いたのです。母蛙と子蛙は抱き合って泣きました。泣く泣くお父さんのカラカラの死骸を荷ってつぶれた蓮の葉のお寺に担ぎ込んで、親類や友達蛙が寄って…
499d9d7566bbさんの感想
キュッとひねってとあっさり書いてあるとこがちょっと怖いが、昔の田舎の方はそういうものなのかなとも思う。
424ee5c93493さんの感想
蛙お父さんの復讐、雀が動く。