青空文庫

「たどんの与太さん」の感想

たどんの与太さん

たどんのよたさん

書き出し

「なんだってお寺の坊さんは、ぼくに與太郎なんて名前をつけてくれたんだろう」と、與太郎は考えました。「飴のなかから與太さんが出たよ」街の飴屋の爺さんが、そう節をつけて歌いながら大きなナイフで飴の棒を切ると、なかから、いくらでも與太郎の顔が出てくるのでありました。これには與太郎も困りました。「よんべ、よこちょの、よたろうは」そういって、八百屋の小僧まで、與太郎が、八百屋へ大根だの芋だのを買いにゆくと、

2021/03/26

19双之川喜41さんの感想

 飴の中から  よたさんが出たよ と言いながら  飴を切り分けて売りさばく行商人の声が  遠く 心の 奥底 で ひびきわたる。 坊さんも  まあひどい名前を つけてくれたものだと感じた。

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