ロボットとベッドのじゅうりょう
初出:「新青年」博文館、1931(昭和6)年3月号
書き出し
一「お前、本当に——心から、俺を愛しているかい。」KK電気器具製作所、ロボット部主任技師、夏見俊太郎は病に蝕まれ、それと悪闘し、そして、それに疲労してしまった顔と、声とで、その夫人に、低く話かけた。(また——病人って、どうしてこんなに、執拗ものなのかしら)夫人は、頭の隅で、一寸、こう眉を、ひそめてから、「ええ、愛していますとも。」夫人の頬は、新鮮な果物のように、艶々しく、黄金色の生毛が、微かに光っ…
b9ef941530ccさんの感想
直木三十五のロボットとその夫婦の話。最後は二人の夫婦はベッドでロボットに強く抱かれて大怪我をする。