青空文庫

「巡回書庫と町村図書館と」の感想

巡回書庫と町村図書館と

じゅんかいしょことちょうそんとしょかんと

初出:「山口県立山口図書館報告 第四」1906(明治39)年1月

書き出し

余等は戦後教育上の経営として、通俗図書館がきわめて重要の地位を占むべしといえり。しかして、今や図書館経営の機運、まさに熟しこれが設立はいたるところに計画せられつつあり。余等、今日において早く自ら進みてこれが経営に着手せざれば、他日、社会の大勢に余儀なくせられて、これが設備を強いられんこと必せり。本邦に於ける巡回書庫は、余等、さきにこれを秋田県に試み、今日、これを本県に施設せるのみなれば、これが成績

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