青空文庫

「六号室」の感想

六号室

ろくごうしつ

初出:「文藝界」1906(明治39)年4月

書き出し

(一)町立病院の庭の内、牛蒡、蕁草、野麻などの簇り茂つてる邊に、小やかなる別室の一棟がある。屋根のブリキ板は錆びて、烟突は半破れ、玄關の階段は紛堊が剥がれて、朽ちて、雜草さへのび/\と。正面は本院に向ひ、後方は茫廣とした野良に臨んで、釘を立てた鼠色の塀が取繞されてゐる。此の尖端を上に向けてゐる釘と、塀、さては又此の別室、こは露西亞に於て

2019/11/02

19双之川喜41さんの感想

 脳病院 の医者は  本当はもっと 形而上的な 思考を めぐらす 仕事に就きたかった。 たまたま  患者の一人 に 医者の 好む ような 話題について 語り合える者が 入院してきた。 医者の 度の過ぎた 患者との 交流で 医者が病室に入れられ  番人 に殴り殺されてしまう。 立場が逆転するという筋は あることはあるけど 重厚な 作品と思う。

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