青空文庫

「廿九日の牡丹餅」の感想

廿九日の牡丹餅

にじゅうくにちのぼたもち

初出:「富士」1936(昭和11)年7月

岡本綺堂32

書き出し

一六月末の新聞にこんな記事が発見された。今年は暑気が強く、悪疫が流行する。これを予防するには、家ごとに赤飯を炊いて食えと言い出した者がある。それが相当に行われて、俄かに赤飯を炊いて疫病よけをする家が少くないという。今日でも東京のまん中で、こんな非科学的のお呪禁めいたことが流行するかと思うと、すこぶる不思議にも感じられるのであるが、文明国と称する欧米諸国にも迷信はある。いかに科学思想が発達しても、人

2025/04/17

8eb05d040692さんの感想

面白かった。厄祓いのに食べる牡丹餅が酷い事件に発展して行くのは意外だった。

2021/11/13

19双之川喜41さんの感想

 ぼた(牡丹)餅を食うと 病気にならないと言う 迷信のようなものがあり 真に受けて 食する人も いたらしい。 閏月とは 初めて聞くが 本当に あったのだろうか。 江戸風俗を映しており  たのしめると感じた。

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