ぎょよう
書き出し
むかしから鰻の怪を説いたものは多い。これはかの曲亭馬琴の筆記に拠ったもので、その話をして聴かせた人は決して嘘をつくような人物でないと、馬琴は保証している。その話はこうである。上野の輪王寺宮に仕えている儒者に、鈴木一郎という人があった。名乗は秀実、雅号は有年といって、文学の素養もふかく、馬琴とも親しく交際していた。天保三、壬辰年の十一月十三日の夜である。馬琴は知人の関※南の家にまねかれて晩餐の馳走に…
8eb05d040692さんの感想
いくら食うためとは言え殺生をするのだから供養は必要だと思う。そして鰻は美味い。