青空文庫

「随筆 藪柑子」の感想

随筆 藪柑子

ずいひつ やぶこうじ

02 随筆 藪柑子

02 ずいひつ やぶこうじ

土井八枝240

書き出し

序「仙臺の方言」と「土佐の方言」へはそれぞれ斯道の大家の序を頂戴したが、今度の隨筆集の序はどなたに御願ひしようかと出版者に相談した處、御良人がいゝでせうと曰はれました、どうかよろしくとの申出である。一寸考へた、亡妻を褒める文(蘇東坡の如き)はある、妹の詩集や遺稿への序(袁子才の如き)はあるが、現に生きて居る女房の文集に序を書いた例は見た事がない。「涵芬樓古今文鈔」の中、序跋は十二册に亘り五六百篇も

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