ざんげ
初出:「赤い鳥」1924(大正13)年11月
書き出し
一ロシアのウラディミイルといふ町に、イワン・アシオノフといふ商人がゐました。住居と、店を二つももつてゐるほどのはたらき人で、謡をうたふことの大好きな、おどけ上手の、正直ものでした。そのイワンが或夏、ニズニイといふ町の市へ品物をさばきに出かけました。イワンが馬車をやとつて荷物をつみ入れさせ、子どもたちや、おかみさんに、いつてくるよとあいさつをしますと、おかみさんは心配さうな顔をして、「今日立つのはお…
19双之川喜41さんの感想
冤罪で 長い間 身柄を 押さえられていた男のところに 真犯人が 送られてくる。 報復されないので 真犯人は 名乗り出て 正義が 実現されたかにみえる。 重厚な 作品である。