青空文庫

「偶然の産んだ駄洒落」の感想

偶然の産んだ駄洒落

ぐうぜんのうんだだじゃれ

書き出し

駄洒落を聞いてしらぬ顔をしたり眉をひそめたりする人間の内面生活は案外に空虚なものである。軽い笑は真面目な陰鬱な日常生活に朗かな影を投げる。ある日、私がパリで散髪をしていると理髪師が私に向ってデ・ジャポネー(日本人)は騎兵は要らぬそうですねといった。何のことかと聞くとデジャ(既に)ポネー(小馬)だからといった。人を馬鹿にしているこの駄洒落は異郷の旅愁をかえって慰めてくれた。旅愁は人生の旅にもおそいか

2023/05/06

b7efd27d8221さんの感想

笑った。こういう冗談のわかる学者で学者はあってほしいと思う。切り詰めて冗談も言えぬ今のようでは、新しいものというのを創造するという観点から、好ましからぬ結果を招くのではないかと思う。

2020/11/15

5aa7ac1702e7さんの感想

九鬼周造もオヤジギャグを言うんだなあ

2020/09/05

19双之川喜41さんの感想

 親父ギャグの頂点。 アマノ(天野)▫アマゴ▫アナゴ(穴子) クキ(九鬼)▫クッキー▫グキット 言葉あそびは 語感を 育てるとか。 一流の学者の 仏語での 床屋の 駄洒落には 笑った。

2018/12/05

32ca708a5fe9さんの感想

いい意味でくだらない。 昔から駄洒落というものは心を軽く吹き飛ばす。移ろいゆく社会の中で変わりゆく価値観。その中の変わらない人間性が染み渡った。 寝る前に読むとなんか笑ってしまうw

2017/03/10

0e1380a949f6さんの感想

「フフッ」ってなったわ。

2016/11/27

ayameさんの感想

著者がダジャレを真面目に分析されています。ビスケットがクッキーと呼ばれていたことに新鮮な驚き。

2016/10/27

6bccc44b3611さんの感想

ダスティ・ホフマンの真夜中のカーボイの女性と会話のだじゃれのシーンを彷彿させるものがある。かってこのシーンを英会話の講師をしていたユダヤ人が腹を抱えて笑いおまえはジョークの天才だと大笑いしたことを思い出した。作家の酒脱な文章に脱帽。

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