青空文庫

「観画談」の感想

観画談

かんがだん

幸田露伴43

書き出し

ずつと前の事であるが、或人から気味合の妙な談を聞いたことがある。そして其話を今だに忘れてゐないが、人名や地名は今は既に林間の焚火の煙のやうに、何処か知らぬところに逸し去つてゐる。話を仕て呉れた人の友達に某甲といふ男があつた。其男は極めて普通人型の出来の好い方で、晩学では有つたが大学も二年生まで漕ぎ付けた。といふものは其男が最初甚だしい貧家に生れたので、思ふやうに師を得て学に就くといふ訳には出来なか

2021/01/18

19双之川喜41さんの感想

 晩学なので 仲間うちの学生からは  大器晩成先生 などと 呼ばれている けど  委細構わず  勉強に 励みすぎたので  神経をやられ  やむなく 転地療法として  山奥の 荒れた寺に 逗留したとき に目にした  画幅に 触発され  以後 平凡な 生活に入り 病も癒えて しまう。 画の描写 が 子細 なのが 肝かなと感じた

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