あさみふかしくんについて
初出:「文藝都市」1928(昭和3)年7月号
書き出し
私は淺見君にはまだ數へる程しか會つたことのない間柄である。隨つて淺見君に就いては知ることが非常に尠い。尤も淺見君の弟である淺見篤(舊眞晝同人)とは高等學校のとき非常に親しかつた。淺見君に會つたそもそものはじめも彼を介してである。最初にたしか紅屋の二階であつたと思ふが會つたときは、それが淺見兄弟の共通したフイジイオグノミイである、ちよつと西洋人臭い感じがした。そしてボオドレエルのあるポートレイトにど…
猫のにゃんたろうさんの感想
淺見くんへの想い。同時に自分の心情。作家への態度が垣間見れた。