青空文庫

「恐怖について」の感想

恐怖について

きょうふについて

初出:「ぷろふいる」1934(昭和9)年5月号

書き出し

恐怖なんて、無くもがなである。——と片づけてしまふ人は、話にならない。恐怖は人間の神經を刺戟することが大きい。ひどい場合は、その場に立ち竦んで心臟痲痺を起したり、或ひは一瞬にして頭髮悉く白くなつて白髮鬼となつたりする。そんな恐怖に自分自身が襲はれることはかなはんが、さういふ恐怖がこの世にあることを聽くのは極めて興味深い。探偵小説が喜ばれる一つの原因は、恐怖といふものが盛られてゐることに在る。探偵小

2018/08/07

吉野ヶ里さんの感想

『うちの近所には番人のいない踏切があって、よく子供が轢き殺されか』という文から検索。わかる話と、わかりそうな話と、一生わかれないような話。全部そろってひと纏めなのは珍しい。子供を高いところから投げたくなる気持ちはよくわかる。死を見つめる経験はそんな感じなのだろうな、という感じ。勇者は恐怖を感じないのではなく、一度横に置いておける。

2017/07/29

dc8c3bb329bdさんの感想

海野の感じる恐怖の数々、「あー分かる」と思うものが度々出てきて面白い

2016/09/20

ひずみんさんの感想

恐怖に魅力など感じない非勇者である私でも、海野十三先生のお話はとても楽しく読めるので、この人は案外勇者なのではないかと思う。

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