青空文庫

「百物語」の感想

百物語

ひゃくものがたり

書き出し

今から八十年ほどの昔——と言いかけて、O君は自分でも笑い出した。いや、もっと遠い昔になるのかも知れない。なんでも弘化元年とか二年とかの九月、上州の或る大名の城内に起った出来事である。秋の夜に若侍どもが夜詰めをしていた。きのうからの雨のふりやまないで、物すごい夜であった。いつの世もおなじことで、こういう夜には怪談のはじまるのが習いである。そのなかで、一座の先輩と仰がれている中原武太夫という男が言い出

2023/11/03

8eb05d040692さんの感想

怪談話。読みやすく文量も申し分ないです。

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