青空文庫

「虫喰い算大会」の感想

虫喰い算大会

むしくいざんたいかい

初出:「“虫喰ひ算”大會」1946(昭和21)年3月30日

海野十三82

書き出し

自序本書の中に、「“虫喰い算”大会」の会場が、第一会場から始まって第三十会場まである。われと思わん方は御遠慮なく、第一会場から出発して、智慧だめし、根だめしをなされたい。「虫喰い算」とは、そもそもどんなものであるか。簡単にいえば、「虫喰い算」とは、虫に喰われて判読できない数字を、推理の力によって判定する算数学のことである。但し学といっても、頭の芯がじーんと痛くなり、苦しみのほか、何もないというよう

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