青空文庫

「世界怪談名作集」の感想

世界怪談名作集

せかいかいだんめいさくしゅう

13 上床

13 アッパーバース

岡本綺堂62

書き出し

一誰かが葉巻を注文した時分には、もう長いあいだ私たちは話し合っていたので、おたがいに倦きかかっていた。煙草のけむりは厚い窓掛けに喰い入って、重くなった頭にはアルコールが廻っていた。もし誰かが睡気をさまさせるようなことをしない限りは、自然の結果として、来客のわれわれは急いで自分たちの部屋へかえって、おそらく寝てしまったに相違なかった。誰もがあっと言わせるようなことを言わないのは、誰もあっと言わせるよ

2024/03/03

時間旅行者さんの感想

恐怖はどこからくるのかー それを余さず書いた作品 こんな不気味で不可解な出来事に遭遇するのは、心から御免被りたい 安心して休めるはずの寝台が、死に導かれる場所になろうとは! この悪霊、身の毛もよだつ触感と腐敗したひどい悪臭と… …五感に訴えてくる言葉のおぞましさは恐怖以外の何物でも無い

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