青空文庫

「山中常盤双紙」の感想

山中常盤双紙

やまなかときわぞうし

初出:「セルパン」1934(昭和9)年7月

書き出し

岩佐又兵衛作「山中常盤双紙」というものが展覧されているのを一見した。そのとき気付いたことを左に覚書にしておく。奥州にいる牛若丸に逢いたくなった母常盤が侍女を一人つれて東へ下る。途中の宿で盗賊の群に襲われ、着物を剥がれた上に刺殺される、そのあとへ母をたずねて上京の途上にある牛若が偶然泊り合わせ、亡霊の告げによってその死を知る。そうして復讐を計画し、詭計によって賊をおびき寄せておいて皆殺しにする。後日

2025/08/13

艚埜臚羇1941さんの感想

  ある 時期 牛若丸の 母親 常盤御前が 盗賊に 惨殺 された ので 牛若丸が 賊を 敵討ち として 成敗する 絵巻物は 一部 白紙で 隠されて 展示 されていた。しかし ながら 現代の 映画の 演出と 巻物とに 共通点が あることを 著者は 指摘する。序 破 急 などを 示して 解説 する。著者は 映画 鑑賞に 造詣が 深いと 感じられた。 

2019/11/05

19双之川喜41さんの感想

 仏教や ヤソ教の絵には 嗜虐性にあふれたものが みられる。 心の奥に潜む 人間の本性の 表れかもしれないと 言う。 絵巻物の 映画の先祖としての 相似性を 分析的に語る。 啓発されると思った。

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