青空文庫

「風波」の感想

風波

ふうは

魯迅20

書き出し

河沿いの地面から、太陽はその透きとおった黄いろい光線をだんだんに引上げて行った。河端の烏臼木の葉はからからになって、ようやく喘ぎを持ち堪えた。いくつかの藪蚊は下の方に舞いさがって、ぶんぶんと呻った。農家の煙筒のけむりは刻一刻と細くなった。女子供は門口の空地に水を撒いて、小さな卓子と低い腰掛をそこに置いた。誰にもわかる。もう晩飯の時刻が来たのだ。老人と男たちは腰掛の上にすわって無駄話をしながら大きな

2017/05/16

b9ef941530ccさんの感想

魯迅の風波は、七斤爺が長生きし過ぎたと嘆いてばかり、家が益々零落していくのを嘆きボヤク。九斤爺も八十歳になり、家が益々零落れるのを嘆く。魯迅の当時のシナの社会の零落と王朝の消滅を一般庶民の角度から、清末民国初のシナの状態を庶民の目線から、描いている。

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