青空文庫

「夏」の感想

なつ

初出:「大阪朝日新聞」1929(昭和4)年7月

寺田寅彦16

書き出し

一デパートの夏の午後街路のアスファルトの表面の温度が華氏の百度を越すような日の午後に大百貨店の中を歩いていると、私はドビュシーの「フォーヌの午後」を思いだす。一面に陳列された商品がさき盛った野の花のように見え、天井に回るファンの羽ばたきとうなりが蜜蜂を思わせ、行交う人々が鹿のように鳥のようにまたニンフのように思われてくるのである。あらゆる人間的なるものが、暑さのために蒸発してしまって、夢のようなお

2021/09/18

bc43847ac151さんの感想

百貨店で知識を売るというのは、面白いアイデアだと思った。

2016/09/04

芦屋のまーちゃんさんの感想

百貨店の知恵の卸売のアイディア。 平成の世ではインターネットがその役割を果たしている。 寺田が生きていれば、何と言うか? 便利さが不自由を生む現代を 寺田がどう評価するか聞いてみたいものだ!

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