青空文庫

「自分のこと」の感想

自分のこと

じぶんのこと

創作背景文壇交友病中苦悩内省的回顧的静謐

書き出し

明治二十五年の秋、仙臺で生れた。このことは姓と結び合せて自分を宮城縣人と思ふ人もあるらしいが、たゞ生誕の地といふだけで、三ヶ月後には仙臺を去り、それから土木技師である父の轉勤につれて東京・神戸・熊本・博多・長崎と轉住した。長崎には住むこと七年、小學校課程の大半をこゝで過し、少年時代の追想の懷しい町である。明治三十八年の春、また父の轉勤とともに東京に上り、赤坂・麹町・四谷に住み移つたが、麻布に家が極

2022/06/04

decc031a3fabさんの感想

こういうふうに自分を振り返れて、これからの抱負を語れるなんて、うらやましい。これだけ病気に苦しんだ十代があったのなら、ここまで客観的になれるぐらい、命が危ういところもあっただろうにな。

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