青空文庫

「なつかしい仲間」の感想

なつかしい仲間

なつかしいなかま

初出:「新女苑」1940(昭和15)年5月号

喪失と記憶回想家族不和貧困内省的回顧的憂鬱

書き出し

友達ということを思うと、私の心にきっと甦って来る一つの俤がある。村上けい子さんといったあの子は今どんな風に暮しているのだろうか。やっぱり東京にいるのかしら。それとも、どこかの田舎の町にでもいるのかしら、それとももうこの世の中にはいない人になってしまってでもいるのだろうか。そういう風にこの二十何年間のうつりゆきを、まるで絶えている消息のなかに探るのである。私が小学校の六年だったとき、一年したの級に村

2015/09/18

a5ac6a3c331fさんの感想

子供時代の友の思い出をきっかけに 現在の女友達、人々との繋がりが 語られている。 現在、『子供の貧困』という問題がいわれているように 子供への負担は いつの時代もなくならないのだと痛感します。 後半の 作者の人間関係を とても興味深く読みました。

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