青空文庫

「雨になる朝」の感想

雨になる朝

あめになるあさ

季節の移ろい孤絶日常の非日常静謐叙情的懐古

書き出し

この集を過ぎ去りし頃の人々へおくる序二月・冬日二月子供が泣いてゐると思つたのが、眼がさめると鶏の声なのであつた。とうに朝は過ぎて、しんとした太陽が青い空に出てゐた。少しばかりの風に檜葉がゆれてゐた。大きな猫が屋根のひさしを通つて行つた。二度目に猫が通るとき私は寝ころんでゐた。空気銃を持つた大人が垣のそとへ来て雀をうつたがあたらなかつた。穴のあいた靴下をはいて、旗をもつて子供が外から帰つて来た。そし

2017/03/19

036ce3333072さんの感想

綺麗でした。

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