青空文庫

「姑と嫁について」の感想

姑と嫁について

しゅうとめとよめについて

初出:「太陽」1915(大正4)年9月

女性解放家族不和文明開化社会批評分析的憂鬱

書き出し

或会社の技師をしている工学士某氏の妻が自分に対する苛酷を極めた処置に堪えかねて姑を刺したという故殺未遂犯が近頃公判に附せられたので、その事件の真相が諸新聞に現れた。嫁が姑を刃傷したということは稀有な事件である。無教育な階級の婦人間においてさえ類例を見出しがたいことであるのに、工学士の妻として多少の教育もあり、女優として立とうと決心していたほど新代の芸術に対する渇仰もある婦人が、こういう惨事を引起す

2017/03/05

ぽっころさんの感想

「嫁と姑」の関係は今も昔も悩ましいものであるが、与謝野晶子はあの時代にあってまるで現代を生きているかのような考え方をしていた。 姑という立場になる際は、与謝野晶子の唱える「新しい姑」になりたい。

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