青空文庫

「貧乏一期、二期、三期」の感想

貧乏一期、二期、三期

びんぼういっき、にき、さんき

わが落魄の記

わがらくはくのき

回顧的家族不和自己認識貧困孤絶軽妙

書き出し

第一期僕は、僕の母の胎内にゐるとき、お臍の穴から、僕の生れる家の中を、覗いてみて、「こいつは、いけねえ」と、思つた。頭の禿げかゝつた親爺と、それに相当した婆とが、薄暗くつて、小汚く、恐ろしく小さい家の中に、坐つてゐるのである。だが、神様から、こゝへ生れて出ろと、云はれたのだから、「仕方がねえや」と、覚悟をしたが、その時から、貧乏には慣れてゐる。僕の母親は東京にゐるが、父は、大阪にゐる。何んと云つて

2017/01/12

b9ef941530ccさんの感想

直木三十五の貧乏生まれの貧乏育ち、貧乏生活には慣れっこだが、貧乏で泣くことはないが、菊池寛に助けられた時は泣いた。直木三十五は貧乏には強い。

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