青空文庫

「地図をながめて」の感想

地図をながめて

ちずをながめて

初出:「東京朝日」1934(昭和9)年10月

寺田寅彦16
学問的考察科学的手法自然と人間の冥通分析的学術的

書き出し

「当世物は尽くし」で「安いもの」を列挙するとしたら、その筆頭にあげられるべきものの一つは陸地測量部の地図、中でも五万分一地形図などであろう。一枚の代価十三銭であるが、その一枚からわれわれが学べば学び得らるる有用な知識は到底金銭に換算することのできないほど貴重なものである。今かりにどれかの一枚を絶版にして、天下に撒布されたあらゆる標本を回収しそのただ一枚だけを残して他はことごとく焼いてしまったとした

2023/10/23

ひとりのにんげんさんの感想

面白い。小説とは違った「現実」の迫力がある。

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