青空文庫

「火山の名について」の感想

火山の名について

かざんのなについて

初出:「郷土」1931(昭和6)年1月

寺田寅彦19
学問的考察科学的手法言語の構造分析的学術的

書き出し

日本から南洋へかけての火山の活動の時間分布を調べているうちに、火山の名前の中には互いによく似通ったのが広く分布されていることに気がついた。たとえば日本の「アソ」、「ウス」、「オソレ」、「エサン」、「ウンセン」等に対してカムチャツカの「ウソン」、マリアナ群島の「アソンソン」、スマトラの「オサール」などがあり、またわが国の「ツルミ岳」、「タルマイ山」、「ダルマ山」に対しジャヴァの「ティエリマイ」、「デ

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