のうとはなにか
書き出し
二三年前の事、或る若いエスペランチストが私の処へ遊びに来ました序に、瑞西とかのエスペラントの雑誌へ「能」の事を投稿したいから、話してくれないかと頼みました。ところが生憎、私は能というものを外国人に紹介する程の頭も学問も持合わせておりません。東京で行われる一流の能さえもあまり見た事がないくらいの貧弱な一ファンに過ぎないのですから、そんな大それた話は出来ないと云ってあやまりましたら、それなら概念だけで…
高浜虚子著『鶏頭』序
ソヴェト文壇の現状
湖南の扇
19双之川喜41さんの感想
能に 関心を寄せるエスペランチストの外国人が 和文で 報告文を託す。 日本文化を 再認識する契機となる達意の文章である。 煙たい存在だったのか 突然 姿を消し 謎めくと感じた。