青空文庫

「ラヂオ漫談」の感想

ラヂオ漫談

ラジオまんだん

創作背景文壇交友文明開化分析的回顧的

書き出し

東京に移つてから間もなくの頃である。ある夜本郷の肴町を散歩してゐると、南天堂といふ本屋の隣店の前に、人が黒山のやうにたかつてゐる。へんな形をしたラツパの口から音がきれぎれにもれるのである。「ははあ!これがラヂオだな。」と私は直感的に感じた。しかし暫らくきいてゐると、どうしても蓄音機のやうである。しかもこはれた機械でキズだらけのレコードをかけてる時にそつくりで、絶えずガリガリといふ針音、ザラザラとい

2024/04/20

8eb05d040692さんの感想

世にラジオが出たした頃の話。鉱石ラジオを思い出しました。

2022/02/23

19双之川喜41さんの感想

 塹壕ラジオなるものがあり 電池不要 身近な材料で 誰でも 作製でき 電波状態が良ければ 充分 実用になる。先の大戦の中 戦況を いち早く知りたい 兵士たちが 鉛筆の芯 金属片 電線等で 作ったという。緊急対応の 受信機は 儲けが 薄いので かかるラジオは ほとんど 普及してない。朔太郎には 教える御仁が いなかったようだ。

2021/04/22

b53e79cfe52cさんの感想

題名は漫談とあるがコンサートに対する批評と当時新しく始まったラジオ放送の礼讚である。舌鋒鋭くこ難しく聴くクラッシック音楽を一刀両断にけなしており小気味よい作品となっている。

2021/04/19

9d6883231555さんの感想

それな

2020/11/14

yopparariさんの感想

この人にiPhoneやSpotifyを見せたらどうなるんやろ

2016/03/16

芦屋のまーちゃんさんの感想

ラジオいわんやテレビもなかった時代。どんな感覚なのだろう?そして朔太郎氏は初めてラヂオを聞く。その感想は蓄音機だった。新しいものを拒絶する精神が当時の作家には多分にあるという。なるほど、小生も今でこそ、こうしてスマホをいじっているが、少し前までは携帯電話自体好きではなかった。懐古主義に陥る可能性は大いにある。

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