青空文庫

「非凡人と凡人の遺書」の感想

非凡人と凡人の遺書

ひぼんじんとぼんじんのいしょ

文壇交友死の受容自己認識分析的回顧的

書き出し

牛や魚は死ぬ時遺言しない。鳥や松の木も死ぬ時遺言しない。遺言するのは人間だけである。死ぬ時自分以外に他あるを顧みて其処に何か責任上の一言を遺して置く。これ人間が万物の霊長たる由縁であらう。毎年正月元日に筆を改めて遺言状を書き直すといふ用意周到の人が僕の知つてる範囲で二人ある。然も二人共可成り永生きの方なので何通書き直したか判らぬ。年々そう書き直す必要があるだらうかと訊いたら一人は『葬儀車だつて年々

2021/01/08

19双之川喜41さんの感想

 遺書に 家憲を定めるより 人憲を定めたほうが良いという。 人あっての 家だからそうな。 高僧が 死にたくないと言って 取り乱して 臨終をむかえのは 洒落の 一種で 形としては あるらしい。初耳であると感じた。

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