青空文庫

「藍色の蟇」の感想

藍色の蟇

あいいろのひき

大手拓次71
内省創作背景自己認識叙情的孤絶憂鬱

書き出し

藍色の蟇森の宝庫の寝間に藍色の蟇は黄色い息をはいて陰湿の暗い暖炉のなかにひとつの絵模様をかく。太陽の隠し子のやうにひよわの少年は美しい葡萄のやうな眼をもつて、行くよ、行くよ、いさましげに、空想の猟人はやはらかいカンガルウの編靴に。陶器の鴉陶器製のあをい鴉、なめらかな母韻をつつんでおそひくるあをがらす、うまれたままの暖かさでお前はよろよろする。嘴の大きい、眼のおほきい、わるだくみのありさうな青鴉、こ

2018/04/15

fe3c70ce7b93さんの感想

さわやかな作品もあれば猟奇的なものもある、振り幅のある詩集でした。

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