法学とは何か
ほうがくとはなにか
――特に入門者のために
初出:「法律時報 二十三巻四・五号」1951(昭和26)年4月、5月
約42分
ハルチロさんの感想
本作品の著者、末広博士の著書の幾つかには、十代後半から二十代前半に拝読させて頂いた。本作品は、『法律時報』(1951年5月)に掲載されたものであるが、その頃の拝読出来なかったと思う。今回、本作品に触れて、著者の法学的精神、実践的法理論には、深く感じ入りました。愚生は、法律とは、人間の社会生活における規律、規範であり、社会情勢、時代背景に則して進化する“生き物”であると考えてきた。本作品では、「判例法」と「条理法」に言及され、「法律」の柔軟性を解かれていると思う。また、個個人が「法律」における「正業」の尺度を知ることの重要性を身に付ける事の大切さを言葉を変えながら伝えられているところに、著者の「法学」の教育者としての素晴らしさを感じました。