美しき元旦
うつくしきがんたん
初出:「少年倶楽部」大日本雄辯會講談社、1939(昭和14)年1月号
約20分
19双之川喜41さんの感想
光吉は 拝賀式に 級から 選ばれて 祝いの言葉を 述べることに なったけれど 母子家庭なので 生活が苦しく 破れた 着衣で 壇上に あがることを 思うと なんとも 気がおもい。ところが 町で チンドンの 旗振りをしている 母親を 見かけてしまう。光吉は 翌日に 自分も 頼み込んで 旗振りを させてもらうことにした。母子の 頑張りで 新しい服を 用意できて 光吉は 晴れがましく 壇上に 上がれる こととなる。国民全体が 貧困に 喘いだ時代は そう 遠い昔の ことでは 無かったと 想いを はせた。